父の肩に乗った日

―漁船海難遺児と母の文集

漁船海難遺児育英会 編

「あなたと話をするのが大好きだった。――父へ。夫へ。私の思いをここに綴ります」 操業中の事故で亡くなった漁船員の妻子による作文およびイラスト107点を集めて一冊にまとめた。海難事故の根絶と、残された家族の幸せを願って本書を海に眠る人々に捧げる。
(漁船海難遺児育英会設立50周年)

書籍データ

発行年月 2021年4月
判型 四六
ページ数 226ページ
定価 1,320円(税込)
ISBNコード 978-4-303-63695-1

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概要

 公益財団法人漁船海難遺児育英会は、漁業従事中に海難等の事故により犠牲となった方の子供さんが、将来社会に役立つ人材に成長してくれることを願い、学資の給与、奨学金の貸与等の育英事業を通じて励ますことを目的として、昭和四十五年十月二十九日に設立され、令和二年十月にお陰様で設立五十周年を迎えました。
(中略)
 この「漁船海難遺児と母の文集」は、設立以来、五年を節目として記念刊行して参りましたが、今回で第十作目となりました。この文集は、遺児たちが普段、胸に秘めている父親に対する想いや母親への感謝の気持ち、お母さんたちのご主人に対する想いや子供たちの成長、また、将来への明るい希望が書き綴られております。
 また、近年においては、海難遺児は減少傾向にあるとはいえ、まだまだ悲惨な海難事故は後を絶たず、これ以上、遺児が生まれないで欲しいとの願いや、漁業関係者の皆様には日々の安全操業に心していただければとの思いも込められております。
 こうした遺族の想いや願いを広く一般の方々にもお伝えし、一人でも多くの人の心に触れることが出来れば幸いに存じます。
(「まえがき」より抜粋)

目次

父の肩に乗った日(21作品)
成長していく事(23作品)
今までとこれから(15作品)
父さんに伝えたいこと(21作品)
母の優しさ(13作品)
イラスト編(14作品)
資料 ―育英会の歩み