ラグジュアリーブランディングの実際

―3.1 フィリップ リム、パネライ、オメガ、リシャール・ミルの戦略

長沢伸也 編

「高くても売れる製品、熱烈なファンのいるブランドづくり」の道を探り、これからの日本企業のものづくりに示唆を与える。10年で築いたファッションブランドの地位、ラグジュアリー化で甦った時計産業、ラグジュアリー戦略の要諦、新興ブランドの高価な時計がなぜ売れるのか。経営者や当事者、研究者らの言葉で語る。

書籍データ

発行年月 2018年4月
判型 四六
ページ数 212ページ
定価 本体1,500円+税
ISBNコード 978-4-303-72387-3

amazon 7net

目次

第1章 デザイナーとCEOが語る3.1 フィリップ リム 10年の軌跡
 はじめに
 運命の出会いはパリ
 最初のコレクションができるまで
 10年を振り返って
 ビジネス成功の秘訣―「ハート」でデザインし感動させる
 「3.1 フィリップ リム」を追う「SPUR」
 質疑応答
 講演の終わりに

第2章 日本が拓いた高級機械式時計市場
 はじめに
 日本の時計雑誌
 20世紀までのスイスの時計業界
 パネライ、ブライトリング、フランク ミュラーが人気ブランドに
 ロレックスから火が点く
 スイス時計をブランドに―スウォッチグループ
 ブランドの背景を魅せる
 スイスの時計産業を生き返らせた偉人たち(1)
 ―ジャン-クロード・ビバー
 スイスの時計産業を生き返らせた偉人たち(2)
 ―ニコラス・G・ハイエック
 スイスの時計産業を生き返らせた偉人たち(3)
 ―ギュンター・ブリュームライン
 質疑応答

第3章 ラグジュアリーブランドの創造と経営―オメガの事例
 はじめに
 オメガの歴史
 時計産業におけるグローバル競争
 ニコラス・G・ハイエックの功績
 ジャン-クロード・ビバーの戦略
 オメガのブランド戦略
 オメガの三つのDNA
 販売網の再編成
 質疑応答

第4章 3000万円の時計リシャール・ミルはなぜ売れるか
 はじめに
 リシャール・ミルとは
 関係者すべてがファミリー
 時計業界におけるポジション
 顧客サービスとしての広告戦略
 究極のサービス業
 常識にとらわれない挑戦
 共同開発者としてのファミリーたち
 リシャール・ミルとしての今後の目標
 質疑応答

プロフィール

編者
長沢 伸也(ながさわ しんや)
早稲田大学ラグジュアリーブランディング研究所長
早稲田大学大学院経営管理研究科(早稲田大学ビジネススクール)および商学研究科博士課程教授

講演者および執筆協力者
フィリップ・リム(3.1 フィリップ リム 共同創業者兼デザイナー)
ウェン・ゾウ(3.1 フィリップ リム 共同創業者兼CEO)
内田 秀美(株式会社集英社「T JAPAN」編集長)
ピエール=イヴ・ドンゼ(大阪大学大学院経済学研究科教授)
川﨑 圭太(リシャールミルジャパン 代表取締役社長)
山本 潤(フリーキャスター)