ECDIS訓練テキスト

海技大学校 ECDIS研究会 編

ECDIS(電子海図情報表示装置)訓練講習用のテキスト。IMO Model Course 1.27に準拠し、ECDISの基本機能と特性、航海当直、ルート計画と監視、付加的機能とシステムの管理、法的側面などに関する全37章から構成される。画面のスクリーンショットを中心に16図を巻末折込4枚にカラーで見やすく掲載。[2017年9月、2版2刷発行]

書籍データ

発行年月 2014年4月
判型 B5
ページ数 180ページ
定価 本体2,800円+税
ISBNコード 978-4-303-21920-8

amazon 7net

概要

本書は、ECDIS(Electronic Chart Display and Information System:電子海図情報表示装置)訓練で使用することを目的として書き下ろしたテキストであり、IMO Model Course 1.27に示す、各章のポイントをできるだけわかりやすく実践的な内容でまとめました。

ECDISは、航海当直を支援する機器であり、船橋内の情報が集約されたユーザーインターフェースといえます。ECDISの無かった時代に培われた航海術と現在の航海術を比較しても、その出現により大幅に変化したわけではありません。しかし、ECDISを効果的に使用することにより自動的に処理できることと操船者自身が判断して行うことが整理され、見張りや操船を行う時間と心理的な余裕が格段に増えると考えます。

コンピュータ技術と同様にECDISはまだまだ発展途上にあり、ますます変化をし続けるでしょう。今までに得られなかったリアルタイムの気象情報やバーチャル標識の表示に加え、3次元での海図の表示も検討されています。

本書がECDISの理解を深めるとともに、安全航海の一助となることを切に願います。(「序」より抜粋)

目次

第1章 ECDIS訓練の概要
第2章 ECDISの目的
第3章 ECDISデータ
第4章 航海当直におけるECDISの役割
第5章 ECDISの起動と停止
第6章 船舶の位置
第7章 位置情報源
第8章 基本的操作
第9章 船首方位および対地ベクトル
第10章 海図データの理解
第11章 海図の品質と精度
第12章 海図データの頒布構成
第13章 センサー
第14章 ポートおよびセンサーからの入力
第15章 海図の選択
第16章 海図情報
第17章 設定変更
第18章 海図の縮尺
第19章 情報レイヤー
第20章 システムおよびポジションアラーム
第21章 水深および等深線アラーム
第22章 操船特性
第23章 表によるルートプランニング
第24章 海図によるルートプランニング
第25章 航路の制限
第26章 ルートプランの安全性の確認
第27章 ナビゲーションの付加情報
第28章 ルートスケジュール
第29章 ルート計画におけるユーザー海図
第30章 TT(ARPA)/レーダーオーバーレイ(レーダー重畳)
第31章 AIS機能
第32章 海図データの入手およびインストール
第33章 海図のアップデート
第34章 バックアップと復旧
第35章 データの保存と記録
第36章 責 務
第37章 ECDISによる効果的な航行