問題を科学する

―システム分析と発想の視点

竹村哲 著

問題解決と創造的思考能力を中心としたスキル養成の一助となることを目的に、問題解決のための予備知識と姿勢についての考察、創造的思考のための方法論と支援考から成る。前者においては「問題」に関する曖昧な知識を整理し、システム思考による対話の方法について述べ、後者ではアイデア発想の原理についてと発想支援考を展開している。
[2002年4月、2版発行]

書籍データ

発行年月 2000年5月
判型 A5
ページ数 196ページ
定価 本体2,200円+税
ISBNコード 978-4-303-72470-2

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概要

 本書の目的は、ライフスキルの中でとくに問題解決と創造的思考能力を中心としたスキルの養成の一助となることである。具体的には、問題解決のための予備知識と姿勢についての考察、および創造的思考のための方法論と支援考から成り立っている。前者においては、「問題」に関する曖昧な知識を整理し、システム思考による対話の方法について述べる。また後者では、アイデア発想の原理についてと発想支援考を展開している。とくに支援考では、著者が「問題発見」という大学におけるワークショップを通して開発・改良を行っている支援システム(AT-Method)について提案している。

【掲載事例】
2000年問題/教育問題/AO入試/Adult Children/リストラ/カレー毒物混入事件/東海村臨界事故/学校での差別・いじめ/交通事故/慢性病/麻雀/学歴問題/ダイエット問題/日の丸・君が代/箱モノ行政/地域振興券/規制緩和/スモン訴訟/薬害エイズ/セクシュアル・ハラスメント/オイルショック/人口問題/巻町住民投票/吉野川可動堰住民投票/雇用問題/視聴率/ポケモン/ガイドライン法案/K1観戦/ストーカー/就職活動/日本地図パズル/4ナンバーパズル/レゴ・ブロック/収納/こんな家に住みたい/マンガ/りんくうタウン/買い物/隙間商法/使い捨てカイロ/防虫剤を売り込む/成田意見広告/除雪問題

目次

プロローグ―Creative Thinkingの弊害

第1章 問題環境論
 1.1 問題解決の形態
 1.2 話し手と受け手に見る問題意識の形態
 1.3 原因の形態
 1.4 問題状況の諸型

第2章 システム思考的対話論
 2.1 問題解決プロセスと対話
 2.2 参画対話の留意点

第3章 発想原理と技法
 3.1 「遊び」と発見原理
 3.2 アイデア発想の仕組みI
 3.3 アイデア発想の仕組みII
 3.4 アイデア発想の仕組みIII

第4章 発想支援論
 4.1 収束的思考のための諸技法およびISM法支援の課題と着想
 4.2 収束的思考のためのカード操作ツール:AT-Method
 4.3 AT-Method適用事例

エピローグ―Creative Thinkingのために