インターネットによる遠隔学習
―バーチャルクラスルームの創造―


リンネット・ポーター著
小西正恵(立正大学助教授)訳
A5・296頁・定価(本体3,800円+税)
ISBN4-303-73470-5
初版1999年1月発行

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 概 要
本書は、伝統的な普通郵便を用いた通信コースから、電子メールやウェッブなどのインターネット、テレビ会議・ビデオ会議を利用したコースまで、遠隔学習を総合的に捉え、受講者の立場とともに、教育提供者側に立って、教材開発から資金調達、宣伝活動にいたるまであらゆる角度から詳細に解説したものとなっている。本文中にもあるように、普通郵便を利用した通信コースでは、決して新しいというイメージはないが、インターネットの爆発的普及により、遠隔学習には最近とくに、新たな光が当てられるようになった。原著はアメリカの状況を踏まえて執筆されたものであるが、生涯学習の時代といわれるようになった今日、日本においても役立つ情報が満載された著書であると確信し、訳書を世に送り出すことにしたものである。(「訳者まえがき」より)
 
 目 次
第1章 現代の教育や訓練における遠隔学習
     1.1 遠隔学習プログラムの構成の違い
     1.2 遠隔学習コースでの管理の度合い
     1.3 遠隔学習への参加者
     1.4 遠隔学習コースやプログラムの提供者
     1.5 遠隔学習コースを履修する学習者
     1.6 遠隔学習の利点
     1.7 遠隔学習の未来
     1.8 まとめ

第2章 遠隔学習の種類
     2.1 バーチャルクラスルームの創造
     2.2 遠隔学習コースの種類
     2.3 通信コース
     2.4 放送教育
     2.5 テレビ会議や小型ビデオ会議
     2.6 コンピュータ化された教育や訓練
     2.7 インターネットとワールドワイドウェッブ
     2.8 効果的な遠隔学習プログラムの設計
     2.9 まとめ

第3章 遠隔学習プログラムの資金調達
     3.1 遠隔学習プログラムの授業料
     3.2 学習者の増員
     3.3 各コースの費用削減
     3.4 短期、長期の仲間探し
     3.5 助成金による資金調達
     3.6 助成金提供者の要望に応える方法
     3.7 まとめ

第4章 助成金申し込みの準備
     4.1 助成金申込書の作成
     4.2 募集のお知らせと選考基準
     4.3 典型的な申込書の構成要素
     4.4 助成金提供者の要求に応えること
     4.5 申込書提出
     4.6 申込書に関する追跡
     4.7 まとめ

第5章 遠隔学習コースの適切さの確定
     5.1 有効な遠隔学習コースの基準
     5.2 教育・訓練者
     5.3 学習者
     5.4 可能性のあるコースを評価するためのチェックリスト
     5.5 まとめ

第6章 遠隔学習の道具としての電子メール、ファックスメール、ボイスメール
     6.1 ネットワークと電子メール
     6.2 コース内での電子メール通信
     6.3 電子メールコースの設立
     6.4 電子メールの基本
     6.5 電子メール利用の具体例
     6.6 掲示板
     6.7 遠隔学習コースでの掲示板の利用
     6.8 メーリングリスト
     6.9 遠隔学習コースでのメーリングリストの利用
     6.10 ニュースグループ
     6.11 マルチユーザドメイン・ディメンション(MUD)
     6.12 遠隔学習コースでのMUDの利用
     6.13 遠隔学習コースにおけるファックスメール
     6.14 遠隔学習コースにおけるボイスメール
     6.15 遠隔学習コースにおける電子メール、ファックスメール、ボイスメールによるコミュニケーションのためのチェックリスト
     6.16 まとめ

第7章 教育や訓練におけるワールドワイドウェッブ
     7.1 ウェッブを基盤とした指導活動
     7.2 情報の分割
     7.3 ウェッブを基盤としたコースを開発するための基本的な質問
     7.4 ウェッブサイトに必要とされる情報の種類
     7.5 コース用のホームのページ設計
     7.6 サイトの他のウェッブページの設計
     7.7 視覚的に興味深い画面の創造
     7.8 遠隔学習サイトの見本
     7.9 ウェッブサイト設計に関する質問
     7.10 まとめ

第8章 テレビ会議と小型ビデオ会議
     8.1 テレビ会議や小型ビデオ会議の用語概説
     8.2 テレビ会議や小型ビデオ会議に必要な基本的設備
     8.3 遠隔学習コースにおけるテレビ会議
     8.4 テレビ会議はどんなときに有益か
     8.5 遠隔学習コースにおける小型ビデオ会議
     8.6 小型ビデオ会議の利点
     8.7 教育者や訓練者、機関、企業にとってのテレビ会議とビデオ会議のさらなる利点
     8.8 まとめ

第9章 遠隔学習プログラムの広告
     9.1 広告の形式
     9.2 印刷物による広告
     9.3 放送による広告
     9.4 オンラインでの広告
     9.5 その他の販売促進の形
     9.6 遠隔学習プログラムの販売計画
     9.7 遠隔学習プログラムの宣伝計画
     9.8 販売と広告のチェックリスト
     9.9 まとめ

第10章 遠隔学習を介しての教育や訓練の再考
     10.1 バーチャルクラスルームにおける教授・訓練法
     10.2 自己の機関や企業の考えかたと技術がどう適合するか
     10.3 教育や訓練に技術がどう関係するか
     10.4 技術を利用して、いかにより効率よく教えられるか
     10.5 遠隔学習コースを介して、いかに学習者の要望に、最もうまく応えられるか
     10.6 機関はどのように遠隔学習プログラムを支援できるか
     10.7 効果的な遠隔学習の原則
     10.8 情報を入手し、遠隔学習を促進する
     10.9 学習者のための資料
     10.10 教育者や訓練者のための資料
     10.11 まとめ

第11章 国際的教育の問題
     11.1 著作権と公正使用
     11.2 著作権表示
     11.3 作品の登録
     11.4 公正使用
     11.5 著作権のある情報の引用
     11.6 地球規模の受講生に向けたコース設計の考察
     11.7 公開大学
     11.8 管理上の問題
     11.9 まとめ

付録A 印刷物の参考文献
付録B 遠隔学習に関するニュースグループとメーリングリスト
付録C 助成金や助成の機会についてのオンライン上での資料
付録D 遠隔学習に関する電子同人誌
付録E 指導用ウェッブサイト
付録F 著作権、商標、特許や知的財産に関するウェッブサイト
付録G 国際遠隔学習


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