ソフトウェア開発インサイダーズガイド
―リーディングカンパニーのノウハウ―


Paul Perry・Keith Ermel・James Shields 著
藤木祐二 訳/(株)メディアプラス 編
A5・288頁・定価(本体2,330円+税)
ISBN4-303-72590-0
初版1995年8月発行

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 概 要
本書は、アプリケーションを開発する上で必要な業務知識、つまりアプリケーションを書いたり、テストしたり、ドキュメントを作成したりすることについて学びたい方々のために書きました。本書の目的は、「著名な」ソフトウェア会社で働いている間に、私たちがソフトウェア開発について学んだ知識を共有することです。具体的にいえば、以前勤務していたボーランドで私が学んだソフトウェア開発の手法やテクニカルサポートついてのアイデアを提供します。

読者はアプリケーションの開発における重要なステップを学び、「大企業」がどのようにソフトウェア開発を完了させるか知ることができるでしょう。そして本書は、ソフトウェア製品のアイデアを考え出す方法、設計や開発に何が必要か、品質保証には何が関わるか、わかりやすいドキュメントの書きかた、マーケティングがどのように製品を成功にまたは失敗に導くか、どのようにして優秀なテクニカルサポートを提供するかなどを、一から解説します。
 
 各章の内容
第1章 アイデアの重要性
 ソフトウェアアプリケーションの着想について述べます。具体的には、ブレーンストーミングセッション、機能リスト、インタフェース設計、機能仕様書、要求リストなどについて学びます。ソフトウェア製品を作成する上での手法を十分に理解できるでしょう。

第2章 アプリケーションの設計
 ソフトウェアを設計する上で発生する諸問題を述べます。スケジュールの設定、バージョンコントロールの使用、プログラミング方法論、生産性を守ることなどについて学びます。

第3章 アプリケーションの開発
 第2章に続いて、アプリケーションの開発についてより多くの情報を提供します。

第4章 オブジェクト指向プログラミング
 ボーランド、ピーター・ノートン・コンピューティング、ソニーなどからオブジェクト指向プログラミングに関することを提供します。

第5章 デバッグ
 プログラムにバグがないことを確実にするための情報を提供します。これには、最初から最小限のバグに抑えるための手法を含みます。

第6章 品質管理
 ソフトウェアのテストやデバッグに関する問題を示します。内部テスト、アルファテスト、ベータテストなどについて学ぶだけでなく、テストを行うチームの管理と、フィードバックを開発者に伝える方法を学びます。

第7章 ソフトウェアドキュメント
 優れたテクニカルドキュメントの作成についてのアイデアを提供します。マニュアル、チュートリアル、オンラインヘルプシステムを作成するためのツールについても学びます。

第8章 マーケティング
 創造的なマーケティングテクニックによって、どうやって顧客に製品を理解してもらうかを検討します。とくにプレスリリース、広告キャンペーン、出版関係、ダイレクトメールキャンペーン、ソフトウェアのバンドルなどについて紹介します。

第9章 テクニカルサポート
 ソフトウェアサポートをエンドユーザに提供する上でのアドバイスを提供します。

第10章 総まとめ
 それまでの章でカバーされなかったソフトウェア開発についての追加情報を提供します。


<著者について>

 Paulは、以前ボーランドの開発サポート部門に勤務し、技術者向けトレーニングプログラムの開発、開発者向けテクニカル情報の作成、有償テクニカルサポートなどの業務を行っていました。そして、ベストセラーになった数多くのコンピュータ関連書籍の著者でもあります。

 Keithは、ピーター・ノートン・コンピューティング(現在はシマンテック)で、12人目の正社員として勤務していました。Norton Commanderを共同開発し、Norton Desktop for Windowsの開発にも携わっていました。その後、ボーランドに移り、社内で使われるオブジェクト指向開発支援ツールやSidekick for Windowsの開発を行いました。(以上「はじめに」より)


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