JMPによる多変量データ活用術【2訂版】

廣野元久・林 俊克 共著

JMPというソフトウエアを使って多変量データをどのように料理するか、著者らのノウハウを公開したレシピ。科学的アプローチに基づいた多変量データの活用術を読者に身につけてもらうことを目的としている。最新のJMP V7ならびにJMPのホームページからダウンロードできるサンプルデータに完全対応した豊富な実例により、実際に試しながら理解できる。
★ JMP V7対応

書籍データ

発行年月 2008年9月
判型 A5
ページ数 350ページ
定価 本体2,900円+税
ISBNコード 978-4-303-73434-3

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概要

本書は、JMPを使ったデータ分析、とくに多変量データ分析を学ぶ人を対象とした活用書です。ただし、単なるJMPの操作マニュアルではないし、すぐわかる―わかった気になる―お話し入門書でもありません。もちろん、高邁な数理統計書でもありません。JMPというソフトウェアを使って、多変量データをどのように料理するか、著者らのノウハウを公開したレシピを目指しています。この意味で、書名を『JMPによる多変量データ活用術』としました。つまり、科学的アプローチに基づいた多変量データの活用術を読者が身につけることを目的に執筆しました。このため、以下の3点を原則に、例題を用意しました。読者のみなさんは、提供された例題についてJMPを使って、著者ら以上の分析品質に挑戦してほしいと思います。
分析に使うデータは、JMPのデータファイルとして読者に提供します。具体的には、JMPのホームページからダウンロードできます。
例題の1つ1つの値は加工したもので、真実の値ではないかも知れませんが、日常のテーマに対して意味のあるデータを提供することを心がけました。
通り一遍の分析の危険性を指摘し、応用力がつくデータ分析を紹介するように心がけました。
JMPを持っていない読者でも、JMPのホームページにアクセスして、JMPデモ版を利用すれば、JMPユーザと同様に、本書の例題や演習問題により、多変量データ分析の醍醐味を体験できます。ぜひJMPデモ版と共に本書を活用してください。なお、この2訂版では、機能が追加されたJMP V7(バージョン7)に対応するために改訂を行っています。(「はじめに」より)

目次

1章 データ分析とJMP
    [1.1]データの見かた・考えかた
    [1.2]JMPの分析メニュー
    [1.3]データ分析の活用指針
    [1.4]データと測定の尺度

2章 モニタリング
    [2.1]モニタリングの手順
    [2.2]1変量の分布
    [2.3]2変量の関係(1)―共に量的変量の場合
    [2.4]2変量の関係(2)―共に質的変量の場合
    [2.5]2変量の関係(3)―量質混合の場合
    [2.6]多変量の関係

3章 主成分分析(PCA)
    [3.1]2変量による主成分分析
    [3.2]3変量による主成分分析
    [3.3]主成分分析の活用指針
    [3.4]主成分分析の実際
    [3.5]適用上の問題

4章 対応分析(CA)
    [4.1]クロス集計表から対応分析へ
    [4.2]対応分析の活用指針
    [4.3]対応分析の実際

5章 クラスター分析(CLUST)
    [5.1]1次元のクラスター分析
    [5.2]クラスター分析の活用指針
    [5.3]クラスター分析の実際
    [5.4]高度な手法(正規混合分布法と自己組織化マップ)

6章 判別分析(DISC)
    [6.1]2変量の判別分析
    [6.2]多変量の判別分析
    [6.3]判別分析の活用指針
    [6.4]判別問題の実際
    [6.5]高度な手法(ロジット分析)

7章 パーティション(RP)
    [7.1]いろいろな分類アルゴリズム
    [7.2]JMPによるパーティショニング
    [7.3]パーティショニングの活用指針
    [7.4]パーティショニングの実際

8章 重回帰分析(MRA)
    [8.1]重回帰分析と線形結合
    [8.2]回帰診断
    [8.3]重回帰モデルによる予測
    [8.4]重回帰分析の活用指針
    [8.5]重回帰分析の実際
    [8.6]高度な手法(コンジョイント分析)

9章 グラフィカルモデリング(GM)
    [9.1]偏相関、疑似相関に関する基礎知識
    [9.2]グラフィカルモデリングとは
    [9.3]グラフィカルモデリングの実際